落ち着きがない暴れん坊は、「ストップ」遊びで集中力を養おう

男の子は飽きっぽくて心が折れやすい傾向が。運動で心を強くし集中力をつけよう


男の子ってきまぐれ。遊び始めて夢中になっていると思ったのに次の瞬間には飽きて別の遊びを始めていたりします。また、ちょっとでもうまくいかないことがあるとすぐに「もういい!やらない!」と心が折れやすいのも男の子に多い傾向です。お母さんとしては「ちゃんと最後までやりなさい!」と言いたくなりますが、そんな注意より心を強くするのに有効な方法があります。それは運動をさせることです。

 

体のコントロールが出来る子は、感情のコントロールができる


脳からの指令を行動に移す回路が未発達な子どもは、集中力が途切れやすいと言われています。運動を通して自分の体を思い通りにコントロールしていく体験を何度も重ねることで、感情をコントロールする力をはぐくんでいくことができ、運動することで我慢や努力をする機能を向上させることが可能になるのです。集中力がない?と心配な男の子は、自分の体を自分の意志通りに動かす運動をたくさん体験させてあげましょう。

 

「だるまさんがころんだ」をすると、我慢する子に育つ


では、どのような運動をするとよいのでしょうか?実はぴたっと止まる遊びを繰り返すことで抑制する力がはぐくまれていきます。「止まる」という行為は「欲求を抑える」「おしっこをトイレまで我慢する」といった行為と共通した自律に関わる能力なのです。外で「よーいどん!」と掛け声をかけて子どもを思い切り走らせ、「ストップ!」の掛け声で立ち止まらせるという遊びもOK。「だるまさんがころんだ」や「こおりおに」など、動きをぴたっと止める遊びもいいですね。

 

抑制する力の発達は、集中力をはぐくむだけでなく危険回避行動にもつながります


「止まる」という行為は、脳の中にある抑制ニューロンの発達によって可能になります。この抑制ニューロンの発達が、道路に飛び出しそうになって「危ない!」と言われたときにぴたっと立ち止まったりする危険回避行動にも役立っていきます。この運動を続けていくと自分の行動・感情をコントロールする力が発達し、興奮し続けてしまう傾向をもつ男の子の心を落ち着かせて集中力をはぐくんでいくことができるのです。

 

今日の1日1成長


集中力がなく心が折れやすい男の子には、「ストップ!」がたくさんある運動を体験させてあげよう。

子どもの集中力も1成長、ママの「ストップ!」も1成長。

玉井ユカコ(文)うえだきょうこ(編集)日本キッズコーチング協会理事長竹内エリカ(監修)http://jakc.or.jp/

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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