すぐキレる子には「リピート」「クエッション」「リクエスト」で感情コントロールを教える

すぐにキレる2つの理由。それは「感情コントロールが未熟なこと」と「承認欲求が満たされていないこと」


お友だちにちょっと嫌なことを言われ、つかみかかってしまう。おもちゃの取り合いになって、いきなり腹を立てて叩いてしまう。沸点が低くすぐに「キレて」しまう子ども。なぜそんなことになってしまうのでしょうか。そこには2つの原因があります。ひとつは、自分のむしゃくしゃする気持ちをどう処理してよいか、そのコントロール方法を知らないため。もうひとつは「気持ちをわかってほしい」という承認欲求が満たされていないためです。

 

感情のコントロールは、感情を言葉にして相手に伝えることから始まります


頭にくるという感情自体は誰しもが持っている感情です。でも通常はそれを言葉で表現し、上手に処理していくすべを知っています。けれども、すぐにキレてしまう子どもは、そのむしゃくしゃする感情をそのままに他人にぶつけてしまうため、トラブルになってしまうのです。「やめてほしい」「嫌だった」「悲しかった」など、自分の感情を言葉にし、相手に伝えることができるように根気よく教えてあげましょう。

 

「自分の気持ちをわかってほしい」という承認欲求を“リピート法”で満たしてあげよう


すぐにキレてしまう子どもは、自分の気持ちをわかってほしい、という気持ちがとても強い子どもでもあります。この欲求を満たしてあげましょう。「○○ちゃんがぼくのおもちゃとったんだよ!」と言えば「○○ちゃんがおもちゃとったのね!」と子どもの言葉をそのまま繰り返して(リピート)あげます。自分の気持ちを受け止めてもらえた、と思えた子どもはその時点で一時的に承認欲求が満たされるのです。

 

「リピート」「クエッション」「リクエスト」を重ねた子どもは自分で考え、決断し、行動できる子に


子どもの気持ちが落ち着いて来たら、次に「じゃあ、どうしたらいいかな?」と聞き(クエッション)、子どもが「貸してっていう」「ごめんねって言う」などの解決策を答えたら「じゃあ、そうしてみようね」などと伝えましょう。「わからない」と言ったり、もじもじしていたら「○○してみる?」と提案します(リクエスト)。子どもは、自分で解決策を導き出せたことに自信を持つことができます。この経験を重ねることで、少しずつ自分で考え、決断し、行動できる子どもへと成長していくことができます。

 

今日の1日1成長


キレる子には感情を表現する方法を伝え、承認欲求を満たしてあげよう

子どもの問題解決力も1成長、ママのサポート力も1成長。

玉井ユカコ(文)竹内エリカ(監修)http://jakc.or.jp/

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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