「頑張ったらこれ買ってあげる」ご褒美作戦の罠にはまっていませんか?

「ご褒美」の良いところは即効性があること、悪いところは中毒性があること


子どもに「頑張ったらこれ買ってあげる」「いい子にしていたらお菓子あげる」なんて言ったことはありませんか?これ、効果てきめんですよね。子どもはお母さんにそう言われると、ご褒美目当てに一時的に頑張ります。お母さんはもので釣ってはいけないと思いつつ、子どもがいうことを聞いてくれるからと、ついついしてしまうもの。こうした条件付けを外的刺激と言います。外的刺激の良いところは即効性があること。そして悪いところは中毒性があり、さらに欲求が大きくなっていくところです。

 

大人でも要注意!一度はまるとやめられず、さらに欲求はエスカレート


小さい時はスーパーで小さなラムネを買ってあげると嬉しそうにしていた我が子。そのうちお菓子なのかおもちゃなのか疑問すら浮かんできそうな、おもちゃつきお菓子を欲しがるようになります。これは「お菓子じゃなくておもちゃでしょ」といっても、理解できず泣き叫ぶようになります。そう、外的刺激の悪いところは、一度その喜びを経験すると取りつかれてしまうことと、どんどんと欲求が大きくなることなんです。これって大人でも一緒ですね。

 

「ご褒美」なしに、子どもは自分から頑張ることができるのか


「ご褒美」なしに、子どもって自分から頑張ることはできるのでしょうか?いつも「あれしなさい」「これしなさい」と口うるさく言わないと行動しない子どもが、放っておいて「自分から頑張る」ことってあるのでしょうか?実は「ある」んです!人というのは生まれながらにして学びの欲求というものを持っていて、新しい機会に直面し、好奇心が刺激されると努力を惜しまず挑戦する本能を持っているそうです。赤ちゃんが教えてもいないのに、何度も転びながら必死に歩こうとする姿がそれですね。しかもご褒美もないのに。

 

子どものやる気に火をつけるには、子どもの「やりたい」という気持ちを応援する


いわゆる「ご褒美」と言われる外的刺激に対して、自らの好奇心がモチベーションとなってやる気を引き出すことを内的刺激と言います。小学校の時に「○○するとシールを一つ貼ることができる」なんて習慣ありませんでしたか?これも一つの「ご褒美」、楽しかった思い出があります。けれども、実際の研究でシールを活用したクラスと、活用しなかったクラスの成果を比べたところ、シールを活用しなかったクラスの方が好成績を残したという結果がでました。内的刺激の効果です。子どものやる気に火をつけるには、子どもの好奇心、つまり「やりたい」という気持ちを応援することが大切なのですね。

 

今日の1日1成長


やる気のある子に育てたければ、子どもの「やりたい!」を応援しよう
子どもの自立心も1成長、ママの愛情も1成長。
竹内エリカ(文)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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