泣き叫ぶ赤ちゃんは、布でくるみこむように胸のあたりで抱え込むと落ち着いてくる

「この子私のことが嫌いなのかしら」と悩むお母さん、いえいえ、不安なんです


いかにも不満ありげに泣き叫ぶDくん。おむつを取り替える時も、おっぱいをあげている時も、お母さんが抱っこしていても、居心地が悪いのか、のけぞるようにして泣き続けます。「この子私のことが嫌いなのかしら」とお母さん。「そんなことないですよ」とはいうものの、実は同じように悩むお母さんは多いのです。

 

泣き叫ぶ赤ちゃんは、布でくるみこむように胸のあたりで抱え込むと落ち着いてくる


機嫌の悪い赤ちゃんの多くは、解放された空間を嫌がり、平らなところに寝かされるのが嫌いです。ですから、おむつ替えの姿勢や布団に寝かされることを嫌がります。逆に温かい毛布のようなものにくるんで、背中を丸めた姿勢で胸のあたりで抱きかかえてあげると落ち着くことがあります。これは、生まれる前のお母さんのお腹の中の姿勢なんです。胸のあたりで抱えるとお母さんの心臓の音が聞こえるので安心するのです。赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいた時の安全で静かな環境が大好きです。新しい世界に出てきて不安なんですね。

 

赤ちゃん返りにも効果的。機嫌の悪い赤ちゃんこそ、スキンシップを大切に


子どもの肌に直接触れることで脳を刺激できると言われています。特に肌と肌が直接ふれ合うほど効果的なので、おむつ替えの時に体をさすってあげたり、お風呂に一緒につかりながら全身をマッサージしてあげたりしてみてください。子どもがよく泣く時、機嫌が悪い時、不安そうにしている時に、いつもより余分に肌に直接ふれてあげると、子どもが持っている不安を和らげてあげる効果があります。これは大きくなってからの赤ちゃん返りなどにも効果的です。

 

幼児期の問題も成長の一つのステップ。「頑張ってるよ」というシグナルと受け取ろう


お母さんにとっては眠る暇もなかった、赤ちゃんの時期もようやく過ぎ、「手がかからなくなったな」なんて思いだした頃に限って子どもというものは問題を起こします。下の子ができて赤ちゃん返りしたり、幼稚園に行って、爪を噛むようになったり、指しゃぶりをしだしたり・・。けれどもこうした気になる行動は、子どもが次のステージへ進もうとしている成長のステップ。一つのシグナルだと受け取ってください。必ず何かの原因があるのでしっかり対応することが大切ですが、実はそんな時もスキンシップがとても効果的なのです。お風呂に一緒に入ってマッサージをしてあげ、夜は添い寝をして背中をさすってあげてください。きっと一回り成長してお母さんを安心させてくれるはずです。

 

今日の1日1成長


機嫌が悪い時はスキンシップで安心させてあげよう
子どもの安心感も1成長、ママの愛情も1成長。
田辺ともこ(文)うえだきょうこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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