大丈夫じゃなくても「大丈夫」と言う子どもの気持ちを知る方法

vol.544【1日1成長お母さん】気持ちを言い出せない子には「味方だよ」と伝え安心感を与えよう

女の子は必ず通る道!4歳、10歳は当たり年。人間関係に変化が表れます

4歳・10歳頃の二度、女の子は人間関係が激変します。男の子が無邪気に駆け回っているのに対し、女の子は「あの子は嫌い」「お友だちはこの子だけ」などとグループを作り始めるのです。たまたまいつもと違う子と遊んだりしただけで、取った、取られたの騒ぎになります。これは女の子の共感性が高く、周りと協調することで自分の存在を確認しているからです。10歳ごろの“秘密の共有”もこれに当たります。

「大丈夫」は我慢のサイン。言い出せずにストレスを感じる子もいるのです

なかには、この複雑な友だち関係がストレスになる子もいます。4歳のSちゃんは、この頃少し元気がありません。毎日のお母さんからの質問「今日、幼稚園楽しかった?」にも「大丈夫」と答えます。年少さんの頃は「楽しかった!」と満面の笑みで答えてくれたのに。お母さんは心配ですが、本人が「大丈夫」というなら…と対処に迷っています。ですが実はこの「大丈夫」が「本当は大丈夫ではない」サインになる場合もあるのです。

繊細なデリケートタイプは人の感情の動きに敏感すぎて疲れることがあります

キッズコーチングでは生まれつき人よりも繊細な子どもをデリケートタイプと呼んでいます。そんな子は周りがとてもよく見えるため、気を使い過ぎて疲れてしまいます。集団の中で自分を押し通す性格ではないので、イヤなことがあっても「自分が我慢すれば良い」と思いがちです。だからSちゃんは「大丈夫」と言うのですが、本当は疲れています。言葉の裏にある本当の気持ちに気づくことが必要です。どう対処したら良いのでしょう?

イヤな気持ちを出せるように「お母さんはあなたの味方よ」と伝えよう

一番は、イヤな気持ちを表に出すのは悪いことではない、と伝えることです。「お母さんは一番の味方だよ」と、お母さんには何でも話せるという安心感を与えるのです。「お母さんはあなたの味方よ」と意識して伝えるようにしてみてください。「お母さんはどんな私も好き」という信頼がどんどん増して、イヤな気持ちも安心して出せるようになります。ぜひ繊細な子どもの心の動きを、大切にしてあげてくださいね。

今日の1日1成長

繊細な女の子の気疲れには「味方だよ」と伝えて安心感を与えよう
子どもの自己開示力も1成長、お母さんの包容力も1成長。
むらたますみ(文)森みきこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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