ハロウィーンin NY 水色パンプキンが登場!込められた思いとは?!

可愛い水色パンプキン。そこには切実な想いが込められていました。是非あたなも参加してみませんか?

Teal Pumpkin Project って一体何?

昨年からハロウィーンシーズンにニューヨークでちらほら見かける水色のパンプキン。オレンジ色が主流のパンプキンなだけにそのキュートな色合いに目を惹かれます。これって一体何か意味があるの?
実はこれ「Teal Pumpkin Project」というフードアレルギーで苦しんでいる子ども達の為のプロジェクト。アメリカでも子どものおよそ8%、600万人の子が深刻なフードアレルギーで苦しんでいます。そんな子ども達にとって、ハロウィーンで配られるお菓子も時として命に関わる危険な食べ物となってしまい、楽しいはずのハロウィーンを存分に楽しめず悲しい思いをしている子が実は沢山いるのです。そこで始まったのがこのTeal Pumpkin Project。Teal色(緑っぽい水色)のパンプキンを玄関に飾っている家は「我が家ではお菓子を配りません。その代わりオモチャや文房具を配ります!」のサイン。これなら安心してどの子ども達もトリック オア トリートを楽しめるというわけ。
アメリカでもまだまだ認知度は低いですが今ジワジワと浸透しつつあります。

ハロウィーンが恐怖だった息子も楽しめる安心のイベントに家族もハッピー

写真提供:@rjdoha

レベッカさんがこのプロジェクトを知ったのは、ハロウィーン用のパンプキンを探しに行った時、偶然にも2歳のエラちゃんが「可愛い」と言って選んだ水色のパンプキンがきっかけだったとか。エラちゃんが「お兄ちゃんにあげよう!」ってどうしても聞かないのでこのパンプキンを買う事にしたというレベッカさんですが、実は10歳の長男ライアン君は合成香料や人工着色料など人工的果汁を口にすると深刻な湿疹が体中に出てしまうアレルギーの持ち主。過去には市販のシリアルによる重度の発疹で病院に担ぎ込まれたこともあるライアン君にとって、ハロウィーンは非常に恐怖のイベント。「街中にライアンが口にできないお菓子が溢れるからハロウィーンの日は外に出られないほど。自分が子どもの時、あんなに楽しかったイベントを息子に体験させられないのは親としてとても心苦しい物があります」とレベッカさん。偶然知ったこのプロジェクトのおかげで昨年はライアン君も数軒ではありますがハロウィーンイベントを体験できたとか。「エラはまだ何も分かってないようですがそれでもあの子が選んだパンプキンがライアンにひとつ楽しみを増やしてくれたわ」

アレルギーの子ども達だけじゃない!皆がハッピー♡

写真提供:@jhmfitness

ジェシカさんはお友達の自閉症のお子様がハロウィンのお菓子を口にできず、毎年悲しい思いをしているのを目の当たりにしていたそうです。昨年そのお友達のお誘いでこのプロジェクトを知り参加することに。「私自身、子どもの口にするものには日々凄く気を使っているので、実はハロウィンで毎年大量のお菓子をもらって来る息子を見ると内心、穏やかではなくて。昨年このプロジェクトを知ってからは我が家が配るものはお菓子の代わりにタトゥーシールやシャボン玉、蛍光ブレスレットにしたの。お菓子を食べられない子ども達はもちろんだけど、近所の子ども達も大喜びだったわ。今年ももちろん我が家の玄関には水色のパンプキンを置いてオモチャを配る予定よ!」フードアレルギーを持つ子ども達だけではなくお菓子に飽きた子ども達には最高のサプライズとなったようです。

広めよう!Teal Pumpkin Project

私自身、息子がバケツ一杯にもらってきたお菓子を見て去年はゾッとしました。でもオモチャなら子どもも喜ぶし、腐らないし親も安心ですよね。このTeal Pumpkin Project まだまだアメリカ国内でも認知度は低いですがフードアレルギーを持つご家族だけでなく、食にこだわりのある家庭や小児糖尿病で苦しむ子ども達にも支持され、幼稚園や小学校、地域などで集団で参加するグループも徐々に増えてきたとか。参加方法は至って簡単。パンプキンをTeal色に塗って玄関先に置き、お菓子の代わりにオモチャなど代替用品を用意すればOK! 今年のハロウィン、是非皆様も参加してみてはいかがですか?

NY在住7年のライター。不妊治療を経て2015年夏に男の子を出産し、現在はアメリカ流子育てに悪戦苦闘の日々。趣味と仕事を兼ねたブロードウェイ鑑賞とレストラン巡りも最近はご無沙汰になりつつあるが、我が子を担いでホットなエリアを日々チェック。NYはブルックリンから旬な話題をお届けします!

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