歩き出すのが早いか遅いかは、運動能力の違いではなく刺激の違い

vol.411【1日1成長お母さん】活発な子にしたければ、興味の惹かれる刺激と豊富な体験が必要

歩き出すのが早いか遅いかは、運動能力の違いではなく刺激の違い

歩き出すのが早い子と遅い子の違いは、運動能力の違いと思われがちですが、実は刺激の違いなんです。ずっとベッドで寝かされて、天井に吊るされたモビールを見ているだけでは、歩きたいという意欲はわきません。歩くことが楽しいと知らないのですから。「あ、おもしろそう!」「行きたい!」と心が動かされるからこそ、歩き始めるのです。そのためにお母さんはちょっと離れて「おいでおいで」「こっちだよ」と手をパチパチならしたりして呼んであげてください。

活発な子にしたければ、興味の惹かれる刺激と豊富な体験が必要

「うちの子歩きだすのが遅いわ」と思っても心配しないでくださいね。歩くという行為は運動機能の発達だけでなく刺激が必要なんです。まずはいろいろなものを「見る」「聞く」などの体験をさせてあげましょう。誰かが歩いているのを見る、走っているのを見る、いろいろな音を聞かせる。そしていろいろなことさせてあげます。やってみる体験は多ければ多い方がいいのです。

行動力や決断力が養われる大切な時期。いたずらの始まりと覚悟して

歩き始めのこの時期、1歳というとどんな姿を思い出しますか?やっと歩けるようになり、片言ながら「ママ」「パパ」などと発する言葉に一喜一憂する時期です。一方、走り回ったり、どこにでものぼろうとしたり、机の上に立っては飛びおりたりと、危なっかしくてしかたがない。ティッシュを見れば全部引き出す、何でも口に入れてみる、マヨネーズをさわれば全部出す…。そんな手のかかる時期ですが、行動力や決断力が養われる大切な時期。いたずらの始まりだと覚悟してくださいね。

やる気と意欲のある子に育てたければ、たくさんの実験をさせよう

これらのやっかいな行動は、実験期という大切な段階に入った合図。行動するエネルギーの基礎を作る重要な時期。この時期にいろいろな実験をした子は、行動力があり活発な子になります。「そんなことしちゃだめでしょ」「のぼっちゃダメよ」「走っちゃダメよ」「静かにしなさい」そう言いたくなるのをちょっとこらえて見守ると、やる気と意欲が育まれます。

今日の1日1成長

やる気のある子にしたければ、たくさんの実験をさせよう
子どものやる気も1成長、お母さんの見守り力も1成長。
竹内エリカ(文)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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